空調設備が持つ大きな役割と重要性を後藤社長から学ぶ

最終更新日 2024年4月29日

オフィスビルや飲食店、ショッピングモールなど多くの従業員やお客様が絶え間なく出入りする環境下で常に安定的な過ごしやすい環境を維持し続けるのが空調設備が持つ役割です。
室温や湿度といった人間の快適性に直結する点を左右する仕組みであるが故に、正しく機能する物を選定し導入しなければ働いている方々が本来のパフォーマンスが発揮し難くなるだけではなく、お客様が過ごす時間や訪れてくれる機会にも関わります。
そのため空調設備は優れた物を選定し導入する必要がありますが、機能性は優れていても導入する環境との相性が良好ではない場合には本来の性能が発揮し難い事も珍しくないため、導入時には導入する環境と機能の兼ね合いを十分に思慮しながら選びましょう。

参考>>後藤悟志

様々な業種がある建設業

空調設備は業務用と家庭用で異なる

同じく室温や湿度を調整して過ごしやすい環境を生み出して維持する装置としては家庭用もあり、家庭用は各部屋に設置されている事例も稀有ではないので大勢の人にとってとても馴染みがありますが、室温と湿度を適正にするといった同じ目的を持っていても、業務用と家庭用では異なります。
アットホームな雰囲気が特徴的なお店の場合は家庭用の設備でも対応できると捉える方は少なくないですが、お店などの場合は規模の大小に関わらず業務用を選んで導入するのがポイントです。
業務用が家庭用と違う点としてあるのが冷房で、家庭用は住居における一室を対象にしているものの、業務用はとても広い所を対象にして開発されています。
広い所を涼しくしたり暖かくする事を念頭に置いて開発されているからこそ、目的の室温にするまでに要する時間が短いですし、顕著に気温が低かったり暑い場合でも目的の温度にしたまま維持できます。
オフィスやお店などは常に空調が機能しているのに設備自体が目に入りにくいのは家庭用とは形状が異なる点が関係しており、自宅で使用するタイプは壁面の天井に近い所に設置する物が多いですが、業務用は各々によって違う環境に柔軟に対応できるように形も多種多様です。

天井に埋め込むタイプの空調設備の特徴

自宅などで使用するように壁面に掛けて使用するタイプの他には天井に埋め込むタイプもありますし、天井に埋め込むタイプに関しては一度に4つの方向に向けて冷風もしくは温風が吹き出せるようになっています。
形が多種多様であるように空調設備は導入する場によって適する物がピンポイント的に選びやすく設計されているため、選定する時には用いる場所の床面積を明瞭化しつつ馬力を見るようにしましょう。
馬力の他には熱負荷についても思慮する必要があり、熱負荷は名称通り空調設備を使用している時に生じる負荷の事を指し、室内で過ごしている人の人数の他に照明器具の数や業務によって生じる熱なども関係します。
稼働時に生じる負荷に関する情報を明らかにして、それぞれの熱の温度を合計すれば熱負荷を導きだす事ができるので、導き出した数値を参考にしながら機器を選べば故障に見舞われにくい物が選べます。

空調設備はセントラル方式もしくは個別分散方式の2つに分類される

空調設備はセントラル方式もしくは個別分散方式の2つに分類されていて、セントラル方式は300坪以上のフロアを有するオフィスなどにて選択される事が多いタイプであり、一箇所に熱源が集中している特性上全体的に一括管理できます。
個別分散方式についてはそれぞれに熱源が用意されているので、各部屋などによって室温を微調整する事ができてますます快適な環境が作りやすいです。
さらに、店舗やオフィスを目的にしたタイプであれば家庭用に近い感覚で操作ができたり様々な形状から選びやすいので、在籍している方が室温を変更する機会がある場所で重宝する上に、部屋の雰囲気を大事にしながら導入可能です。
ビル用のマルチタイプは室外機が1つしか無いのにも関わらずいくつもの室内機が動かせられるのが強みで、室外機を置く場所に余裕が無い時には重宝するタイプです。
空調は活動をする上で快適な環境を生み出す事を目的にして使用されるからこそ、常に高い集中力を持って行動し続ける必要がある工場などでも重要であり、工場に特化しているタイプでは耐久性能に長けている物があります。
工場ならではの煙や油などが多い環境化でも力強く働き続けてくれるので、身体を動かして働き続けている従業員の快適性と安全性の両方が守れます。
また、新鮮な状態をそのままキープしたり手軽に調理ができる状態のままキープさせられる冷凍食品などは商品を置いておく場所を顕著に冷やす必要があります。

まとめ

人間が生活をしない低い室温で冷やし続ける事は機器にとっても求められる力が強いので、冷凍食品などを取扱している場所に空調設備を設置する時には冷凍設備に特化しているタイプを選びましょう。
オフィスなどで天井を見上げた際に天井に組み込まれる形で設備が存在している場合は4つの方向に風が出るタイプが多いものの、他にも2つの方向や1つの方向のみに出るタイプもある上に、吊り下げるようにして設置し工事の必要が無いタイプもあります。