横山氏のようなデイトレーダーを目指す前に知っておきたいこと

最終更新日 2024年4月29日

社会的に新型コロナウイルスが流行し、中には給料が下がってしまった、職がなくなってしまったという人も多いかもしれません。
このような人たちが、出来る限り収入を増やしたいという思いから、副業を始める人も多く見られます。
副業には様々なものが挙げられますが、その一つにデイトレーダーが挙げられるでしょう。
これから横山英俊氏のようなデイトレーダーを目指すのであれば、始める前に知っておきたい注意点についてしっかりと把握しておくことが求められます。

デイトレードとは

デイトレードとはどのような事なのかと言うと、一日で取引を完了させることができる短期間の取引のことを指しています。
わずかな値動きにおいて株を売買することになり、なんと1日に数十回も取引を繰り返すのです。
1日中働いているサラリーマンではできないのではないかと思うかもしれませんが、そのような事はありません。
現在ではスマートフォン一つでも株の取引をすることができ、一日の空いている時間を利用して活躍している人も多く見られます。
つまり工夫することにより、サラリーマンでも十分にデイトレードが出来るのです。

デイトレードで必要となる分析は2つだけ

デイトレードでは分析が必要だと心配する人も多いですが、実は必要となる分析は二つだけだと言われています。
一つが取引が活発な銘柄を見つけること、そしてもう一つが売買のタイミングを見極めることです。
企業分析など複雑なことは何もいらない為、技術を身に付けることにより、誰もが大きく稼ぐチャンスがあり得るのです。
デイトレードを行う場合には、株を購入して、同じ株を売却しなければなりません。
取引所が空いている時間帯は9時から15時であり、その時間内に売買を完了させなければならないのです。
株価の変動が激しい銘柄を選ぶことにより、短期間でも大きな利益を上げられる可能性は十分に考えられます。

短期の間に利益を上げられる

デイトレードのメリットとしては、やはりなんといっても短期の間に利益を上げられることと言えるでしょう。
1日で取引を完了することになるので、取引時間終了後に企業の何かしらの不祥事などが発覚するなどしても、株価の下落の影響を受けることはありません。
1円の値上がりで売却をして、他の株を買うような取引を何度も繰り返して行うことになるので、短期間でも利益が出せるのが大きな特徴なのです。
デイトレードの場合には、企業の財務状況や業績などを分析する必要もありません。
必要となるものはチャートの動きを読み解く分析力のみなのです。
トレンドやパターンを読み取る手法なので、企業の業績や経済などに関する知識がなくても行うことは可能です。

取引時間が限られていることと肉体的な疲労が募っていくこと

反対にデメリットがあるのも事実であり、それは取引時間が限られていることと肉体的な疲労が募っていくことと言えるでしょう。
株価のわずかな値動きに反応して売買を繰り返さなければならない為、常に画面を見続けておかなければなりません。
画面から目を離すことがなかなか難しいため、肉体的に大きな負担がのしかかるでしょう。
平日に仕事がある場合には、取引には集中することが難しくなってしまうかもしれません。
このように聞くとサラリーマンはデイトレードができないと思う人もいるかもしれませんが、昼休みの時間を利用するなど、いくつかの手段は存在しています。
株の注文はほぼ24時間可能となっているので、サラリーマンの場合には指値注文を活用するのも一つの手段です。

横山英俊氏が考えるデイトレードで勝率を上げる方法

指定価格よりも安ければ買う、高ければ売るといった注文方法であり、便利なツールを活用することにより工夫次第で取引が十分に可能だということです。
デイトレードで勝率を上げるためには、横山 英俊曰くなんといってもテクニカル分析が重要とのことです。
その中でも特に初心者が注目したいポイントは、動きが活発な銘柄を見つけることと言えるでしょう。
なぜ動きが活発な株が良いのかと言うと、株価の変動がなければデイトレードでは利益をあげられないからです。
取引数が多くなければ、売りたいのに売れないという状況も発生してしまいます。
取引が活発な銘柄を見つけたいのであれば、まずはランキングに注目してみましょう。
ランキング等は、項目ごとの順位をリアルタイムで表したものであり、上昇率や出来高など様々なランキングが注目されています。
出来高とは取引が成立した株数のことであり、出来高が多ければ多いほど、取引が活発であると分かるでしょう。
特にそれぞれのランキングの前日比と出来高には注目しておきたいところです。
前日比が大きければ大きいほど、値動きが激しいということであり、出来高が大きければ大きいほど流動性が高いということになります。
流動性とは株の買いやすさや現金化のしやすさのことを指していて、流動性が高いということは、取引相手が多いので、いつでも売買が可能な状態ということです。

まとめ

デイトレードで大切なことは、いかに損失を抑えるかということであり、損失が拡大する前に早めの損切りを行い、リスクを最小にする必要があります。
一発を狙って大儲けをしたいと思う人もいるかもしれませんが、それはリスクがかなり高まります。
1日に何度も取引をするので、小さな価値を少しずつ積み重ねていくことが大切です。